2017-12-07 「残像」アンジェイ・ワイダ 映画 偶然なのか、ただの思い込みなのか、表現者にとっての処女作はその人となりと、遺作は人生そのものと重なるように思えてならない。ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダが最後に描いたのは、いかなる理由があろうとも芸術は規制されるべきではないし、芸術家たるもの、表現の自由を奪おうとするあらゆるものと闘わねばならないということだった。冒頭。完璧な構図と色彩。恐ろしいほどに美しいファーストカットが頭から離れない。 映画「残像」公式サイト