2017-08-17 「僕と世界の方程式」モーガン・マシューズ 映画 いまいちメジャー感はないけれど、サリー・ホーキンスはとても素晴らしい女優の一人だ。愛情表現が不器用で、事故で亡くなった父親に引け目があり、自閉症ぎみで数学にしか興味を示さない息子に相手にされずとも、大きな、無償の愛を注ぎ続ける母親。終盤、その息子に「恋」について、一生懸命、自分の言葉で伝えようとする彼女の演技に強く胸を打たれた。大事なのは、器用かどうかではなく、そこに愛があるかどうかなのだ。 映画「僕と世界の方程式」公式サイト