ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「たいようのおなら」灰谷健次郎 編/長新太 絵

「たいようがおならをしたので/ちきゅうがふっとびました/つきもふっとんだ/星もふっとんだ/なにもかもふっとんだ/でも うちゅうじんはいきていたので/おそうしきをはじめた」という破壊力抜群の作品から始まる子供たちによる詩集。編者である灰谷健次郎さんはこの本を「魂の結晶である」と書いた。ほとんどの大人はもう、こんな風に誰かと関わることも、世界を捉えることも、言葉を使うこともできない。子どもはすごい。感性のレベルがまったく違う。


のら書店:子どもの詩集 たいようのおなら