ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ローマ法王の休日」ナンニ・モレッティ

宗教であれ、政治であれ、それらは、苦しんでいる人を救済するために存在していることを忘れてはならない。宗教や政治が最もやってはならないのは人間の尊厳を侵すということだ。さすがはナンニ・モレッティ。コメディを装っていますが、現代における人間と宗教のかかわり、そして、宗教の存在意義をも問う、これはなかなかに過激な作品です。


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