メディア理論家のダグラス・ラシュコフによる「これ以上生産性を上げる必要なんかない」という主張がとても興味深かった。もっと食え、もっと消費しろ、そうすれば雇用も増えるはずだ、という考え方は、今の社会システムを維持するための当座しのぎに過ぎず、その消費、その雇用の先に、どんな未来があるのかをよくよく考えてみる必要がある。システムを維持するために「働かされている」という状況に甘んじていると、「働く」ということをちゃんと位置づけることができなくなってしまうようです。
メディア理論家のダグラス・ラシュコフによる「これ以上生産性を上げる必要なんかない」という主張がとても興味深かった。もっと食え、もっと消費しろ、そうすれば雇用も増えるはずだ、という考え方は、今の社会システムを維持するための当座しのぎに過ぎず、その消費、その雇用の先に、どんな未来があるのかをよくよく考えてみる必要がある。システムを維持するために「働かされている」という状況に甘んじていると、「働く」ということをちゃんと位置づけることができなくなってしまうようです。