久しぶりの寅さん。ノスタルジックな38作目。かつて炭坑で賑わった町の廃れ具合が物悲しく、それが時代とそぐわなくなりつつある寅さんと重なって切ない。圧倒的にやさしく、真っ当な寅さんが、恋しいのはなぜか。ディーゼルカーの車掌、芝居小屋、映画の看板屋。もうすぐ昭和が終わる。
久しぶりの寅さん。ノスタルジックな38作目。かつて炭坑で賑わった町の廃れ具合が物悲しく、それが時代とそぐわなくなりつつある寅さんと重なって切ない。圧倒的にやさしく、真っ当な寅さんが、恋しいのはなぜか。ディーゼルカーの車掌、芝居小屋、映画の看板屋。もうすぐ昭和が終わる。