ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ぶあいそうな手紙」アナ・ルイーザ・アゼヴェード

すべては「寛容であること」から始まる。人生の終盤を迎えた視力を失いつつある78歳の独居老人と、無鉄砲で危なっかしい23歳のブラジル娘が、かかわりあうことで、互いに影響され、心を開き、徐々に意識が変わる姿は、とても感動的だった。敬意さえ失わなければ、世代や性別に関係なく、人と人は共鳴できる。そして、いくつになっても人は変われる。というのは希望だ。

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映画『ぶあいそうな手紙』公式サイト | 7/18(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開