ニコール・キッドマンの仕事の選び方はとても魅力的だ。女優にとって、ときに邪魔なものにもなりかねない「美しさ」や「華やかさ」をひょいと脱ぎ捨て、やむにやまれぬ絶望の淵で、それでも生きていく人間を演じたら、このひとの右にでるひとはいない。親と子という呪縛からの解放と自立。そして、素晴らしいキャスト。決して万人受けはしないだろうけど、私的には、いつまでも余韻の残るいい映画だった。
ニコール・キッドマンの仕事の選び方はとても魅力的だ。女優にとって、ときに邪魔なものにもなりかねない「美しさ」や「華やかさ」をひょいと脱ぎ捨て、やむにやまれぬ絶望の淵で、それでも生きていく人間を演じたら、このひとの右にでるひとはいない。親と子という呪縛からの解放と自立。そして、素晴らしいキャスト。決して万人受けはしないだろうけど、私的には、いつまでも余韻の残るいい映画だった。