詩人まど・みちおは「かけがえのない生命のいちばん奥に、なにが秘められているのか」をずっと見つめつづけて詩にしてきた、と選詩者の市河紀子さんは書く。トンボ、チョウチョウ、クモ、カニ、スズメ、アリ、ナマコ、ケムシ、ノミ。どんなに小さな動物や昆虫を描いても、そこに宇宙を感じさせるのは、彼がとことん生命を畏敬しているからにほかならない。すべてを敬い、尊ぶココロが、魂を自由にするのだ。
詩人まど・みちおは「かけがえのない生命のいちばん奥に、なにが秘められているのか」をずっと見つめつづけて詩にしてきた、と選詩者の市河紀子さんは書く。トンボ、チョウチョウ、クモ、カニ、スズメ、アリ、ナマコ、ケムシ、ノミ。どんなに小さな動物や昆虫を描いても、そこに宇宙を感じさせるのは、彼がとことん生命を畏敬しているからにほかならない。すべてを敬い、尊ぶココロが、魂を自由にするのだ。