ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ほんまにオレはアホやろか」水木しげる

落第だらけの学生時代を過ごし、戦争で左腕を失い、40歳にしてほぼ無一文。そんな彼を支えていたのが、作品の自信でなく「生きることの自信」だったというのはとても感慨深い。「オレもうだめだ」と決めるモノサシが小さいのは、ちっぽけな世界に生きているからだ。ほんとうの自由を手に入れると、世界はとてつもなく大きくなる。


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