2012-04-25 「考える人」No.40「東北 日本の「根っこ」」 雑誌 農業や漁業。東北の人たちは、自然という、どうしようもない、防ぎようのないものと共に生きてきた。津軽弁でいう「ばがくせ」という言葉には「馬鹿らしい」でも「アホらしい」でもなく「不条理だ」という意味があるらしい。「津軽人はみんな実存主義者でありそのエネルギーの出所に存在論的な怒りがある」という指摘には、東北の人たちの「強さ」の秘密が表れているように感じました。 考える人 | 新潮社