ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「未来を生きる君たちへ」スサンネ・ビア

世界から暴力がなくなることはない。となれば、必然、他人への憎しみ、恨み、苛立ちが消え去ることもない。「殴られた。だから殴った」という論理は、ほとんどの場合、共感や賛同を生み、それはときに「殺された。だから殺した」を正当化してしまう。が、一方で、人間が他者を「赦す」強さを持っていることも忘れてはならない。ただ唯一それだけが未来への希望なのだ。


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