「ペーパーバード 幸せは翼にのって」エミリオ･アラゴン

人生の喜びも、哀しみも、よくよく知っている人たちのことを「芸人」と呼んだ時代の物語。心を震わせる「芸」がここにあります。日本の喜劇王“エノケン”の「死ぬよりも、生きているほうがよっぽど辛いときが何度もある。それでもなお生きていかねばならないし、また生きる以上は努力しなくてはならない」という名言が頭をふと過ぎります。滑稽でいて、風刺が効いて、ペーソスと希望に満ちた、喜劇こそ最高のエンタテインメントですね！

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