ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「東ベルリンから来た女」クリスティアン・ペッツォルト

強制される状況にあっても人間は自由でいられるし、平和であるからといって誰もが自由であるとは限らない。大切なのは、魂に従って生きているか、ということだ。冷戦下の東ドイツ。ひとりの女性のある決断が、誇り高く生きること、そして、自由は与えられるものではなく自ら掴み取るものなんだ、ということを教えてくれます。