善なるものの悪なる部分と、悪なるものの善なる部分が、曖昧かつ同時に描かれる映画が好きだ。信頼を裏切って他人を欺き、偽造と横領を重ね、欲望のまま贅沢の限りを尽くした人妻に、なぜかどこかで共感してしまう。そこにこそ、この映画の妙がある。「ぼく…
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