ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「PERFECT DAYS」ヴィム・ヴェンダース

こんなにも静謐で美しい映画を知らない。まだ薄暗いうちに目を覚まし、身支度を整え、仕事場へと向かう。判を押すように繰り返される、東京に生きる清掃作業員の日常が、なぜこれほどまで瑞々しく感じられるのか。毎朝の缶コーヒー、仕事後の銭湯、古本選び、地下街での晩酌。神社の境内にある木々の撮影。生きる。その豊かさの答えがここにある。これぞヴェンダースの美学。そして、役所広司が凄すぎる。傑作。

去年観た映画。記録し、年末のベスト10に加えるのを忘れてた。今年のベストテンの1本はこれで決まり。

 

PERFECT DAYS 公式サイト