ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「スウィート・シング」アレクサンダー・ロックウェル

素晴らしかった! そこにある理不尽さに、悲しみに、弱さに、喜びに、やさしさに、温もりに、希望に、ずっと泣きそうだった。米インディーズのカリスマだとか、音楽ファンにはたまらないトラックの数々だとか、過去の名作へのオマージュだとか、タランティーノが絶賛だとか、そんなことはどうだっていい。映画とはパーソナルなもの。映画を無条件に信じ、愛し抜いたら、こんな奇跡のようなフィルムが生まれる。アレクサンダー・ロックウェル監督に最大の賛辞を送りたい。

「スウィート・シング」公式サイト