ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「アジアの天使」石井裕也

傑作「茜色に焼かれる」に続いて、またしても石井裕也監督がすごい。何かを振り切ったかように、メジャーでありながら、自主映画のような熱がほとばしっている。日本と韓国。刷り込みや偏見、言語の違いを超えて、人間は思いやり、わかりあい、どこまでも「自由」であることをこの映画が証明した。そして、愛に言葉はいならいことも。メクチュ・チュセヨとサランヘヨ。こんなにも純粋な映画が存在すること自体が奇跡だ。

f:id:love1109:20220302002142j:plain

映画『アジアの天使』公式サイト 7月2日(金)テアトル新宿ほか公開