ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ロケットマン」デクスター・フレッチャー

映画はこれまでも、名曲が生まれる数々の瞬間を描いてきたけれど、この作品の「ユア・ソング」は屈指の素晴らしさ。そのメロディの美しさはまさしく魔法のようだった。あまりに繊細だったがゆえに、奇跡のように美しい曲が生まれ、そのことが一層、エルトン・ジョン自身を傷つけていく。天才だから狂人となるのか、狂人だから天才となるのか。アーティストの人生はいつもそのことを考えさせる。

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映画『ロケットマン』公式サイト 12.25[WED]Blu-ray&DVDリリース!