小説や、ましてや、エッセイとは異なり、詩歌のたぐいは、天賦の才がないと書けない。なので、歌を詠む人をとても尊敬している。例え、使い慣れた、私たちが日常よく使う言葉であったとしても、5・7・5・7・7のかたちに納める人が納めるだけで、物語(イメージ)が無限に広がるのはまさに詠み人の才によるものだ。大袈裟に、あるいは、簡単に言ってしまえば、いい歌とは宇宙なのだ。
小説や、ましてや、エッセイとは異なり、詩歌のたぐいは、天賦の才がないと書けない。なので、歌を詠む人をとても尊敬している。例え、使い慣れた、私たちが日常よく使う言葉であったとしても、5・7・5・7・7のかたちに納める人が納めるだけで、物語(イメージ)が無限に広がるのはまさに詠み人の才によるものだ。大袈裟に、あるいは、簡単に言ってしまえば、いい歌とは宇宙なのだ。