民主主義を守るのは、その主権者たる国民であり、ジャーナリズムは国民のために「本当のこと」を伝えなければならない。この映画が強く問いかけるのは「その権利を保障するものとして、政府が国民のあいだに打ち立てられ、統治されるものの同意がその正当な力の根源となる」というアメリカ建国の精神だ。スティーヴン・スピルバーグにメリル・ストリープにトム・ハンクス。反骨心を失うことのない超一流の映画人が集い、今しかないテーマの、今撮るべき映画を世に投げかける。そこにハリウッドの成熟と矜持がある。
映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』公式サイト 9.5[WED]Blu-ray&DVDリリース!