ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「神様の思し召し」エドアルド・ファルコーネ

目に見えるものしか信じない外科医と目に見えないものをこそ信じる神父。価値観のまったく異なる二人の関係に起こる変化を描いたその根底には、人間はきっと分かり合えるはずだ、という願いにも似た思いが込められている。笑うだけ笑ったあとに残る深く温かな余韻。イタリアはときに信じられないほど上質なコメディ映画を生みだす。うん。これはとてもいい映画だ。

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映画『神様の思し召し』公式サイト