2016-08-30 「政と源」三浦しをん 書籍 著者の三浦しをんさんが「古くから人が住み、いろんな記憶が積み重なった場所」と語る墨田区を舞台に繰り広げる、73歳の幼なじみのじいさん二人のドタバタ劇。戦争を知る最後の世代のべらんめえ調のやりとりがなんとも心地よくノスタルジックでいい。年をとると家族以外のともだちのかけがえのなさが沁みる。いいなー。 政と源| 三浦 しをん| 小説/戯曲|BOOKNAVI|集英社