ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」チアン・ショウチョン

強さとは受け入れる力のことだ。ほんとうに逃げ場を失ってしまったとき、それでも逃げるか、つぶれるか、あるいは、受け入れるか。この3つしか方法はない。これは、もう逃げ場のない「さいはて」にて、現実を受け入れることを決める、芯の強い3人の女性たち(1人は少女)の物語。それにしても、奥能登の海の美しさは、映画で観た、世界のどんな海と比較しても遜色がない。


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