2015-11-10 「龍三と七人の子分たち」北野武 映画 ビートたけしが小林信彦の「日本の喜劇人」を読んで芸人を志したというのは有名な話だ。その「笑い」に、なんとなく、微かな怒りや哀しみを感じてしまうのは、そんなところに理由があるんじゃないかと思う。本当に痛快で、大笑いできるコメディだけれど、一方で、棘のようなものがずっと刺さって抜けない、そんな映画だった。 映画『龍三と七人の子分たち』公式サイト|10.9 DVD&Blu-ray ON SALE