ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「バンクーバーの朝日」石井裕也

すさまじい差別と偏見のなかで生きていた日系の移民たち。ただ「彼らが感じていた、生きていることの違和感とか閉塞感というのは、たぶん今の日本でも変わらない」と石井監督はいう。まずは、自分たちの弱点を発見し、その弱さを認め、受け入れることで、状況は徐々に変化していく。なにかを打破しようとするときに知性と勇気は欠かせない。


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