大好きな沖田修一監督の最新作。山奥で遭難した7人の乙女のようなおばちゃんたちが最高に素晴らしかった。人間は、歳をとると立派になっていくなんて大間違いで、泣いて、笑って、怒って、心の鎧が剥がれていって、どんどんピュアで無邪気になっていく様が、ほんとうに愛おしかった。有名な俳優はひとりも登場しないし、ドラマチックな展開もない。それでも、こんな作品ができるのが、映画のすごさだ。そして、こんな映画を撮る人のことを天才と呼びたい。
大好きな沖田修一監督の最新作。山奥で遭難した7人の乙女のようなおばちゃんたちが最高に素晴らしかった。人間は、歳をとると立派になっていくなんて大間違いで、泣いて、笑って、怒って、心の鎧が剥がれていって、どんどんピュアで無邪気になっていく様が、ほんとうに愛おしかった。有名な俳優はひとりも登場しないし、ドラマチックな展開もない。それでも、こんな作品ができるのが、映画のすごさだ。そして、こんな映画を撮る人のことを天才と呼びたい。