ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「気狂いピエロの決闘」アレックス・デ・ラ・イグレシア

めちゃくちゃ過ぎて笑けてくるー! エロも、グロも、すべてが過剰。血しぶきが飛び散る B 級スプラッターを装いつつ、政治を風刺する社会派、かつ、哀しきラブ・ファンタジーとして成立しているのもスゴイ。娼婦のような猥雑な女とサーカスの道化師二人による三角関係。タランティーノ大絶賛の、まるでフェリーニが現代に蘇ったかのような快作です! そっち系の方はぜひ。