この一冊を読むと、渋谷PARCO が「ものを集めて売る場所」ではなく「ものを生みだす場所」であり続けていることがよくわかる。だから人を惹きつけるのだ。「商売に関係がないところから生まれてきたものにはなかなか死なない強さがある」というのは糸井重里の弁。彼のほか、井上嗣也、佐藤可士和、箭内道彦など、一流のクリエイターが手がける PARCO の広告にはとにかく傑作が多いけれど、やっぱり石岡瑛子のアートディレクションがずば抜けている。凄みと強さがまったく違います。
Casa BRUTUS特別編集渋谷PARCOは何を創ったのか!? ALL ABOUT SHIBUYA PARCO | マガジンハウス 編 | マガジンハウスの本