ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「天使の詩」ルイジ・コメンチーニ


漫画家のやなせたかしさんが「夜明けの星のようにすがす​がしく美しい映画」と語った父子の哀しい物語。水をやら​ないと枯れるけど、水をやりすぎても腐ってしまう。それ​は、親から子への期待も、愛情も、まったく同じことなん​ですね。原作は1869年のイギリスの小説。映画化は1​966年のイタリア。名作は時代を経ても朽ちることがあ​りません。