ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

2016-08-03から1日間の記事一覧

「サウルの息子」ネメシュ・ラースロー

人類史上、最もおぞましい場所で行われた、他に類をみない非道な行為を映しだす映画が、現在では珍しい余白の狭いスタンダードサイズで撮られたことは正しい。なぜなら、この映画には、語れないもの、映せないものが、あまりにも多すぎるし、ある意味、この…