熊切監督が描く鈍色の海にはいつも、ちっぽけな人間を圧倒するスケールと、おどろおどろしさがある。少女からオンナになっていく二階堂ふみの演技は狂気そのもの。むきだしの愛が、生々しく、痛々しく、美しくもあった。これは現代の「愛のコリーダ」。禁断…
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