ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

2014-10-10から1日間の記事一覧

「セインツ 約束の果て」デヴィッド・ロウリー

「ここには映画だけが謳歌しうるロマンチシズムが、節度を心得てつつましく息づいている」という蓮見重彦の賛辞がこの映画のすべてを物語っている。破滅へと向う男女を描いた傑作がまたひとつ誕生した。それにしても、母として娘を守る強さを持ち、揺れ動く…