ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」スティーヴン・オカザキ

デカイ。デカすぎる。映画の中のミフネは、スクリーンの画角に収まることなく、信じられない大きさで、私たちに迫ってくる。そのあまりの規格外の存在感に、ただただ圧倒されるばかりだ。思えば、黒澤明を世界のクロサワにしたのも、サムライを世界に知らしめたのも、すべてミフネのおかげであるといっていい。断言。好き嫌いの次元を超えて、三船敏郎こそ日本映画史上最高の俳優だ。その佇まい、立ち振る舞い、台詞まわし。それらすべてが超絶にカッコイイ。

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映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』公式サイト