ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「止められるか、俺たちを」白石和彌

「欲望の血がしたたる」、「胎児が密猟する時」、「犯された白衣」、「処女ゲバゲバ」、「赤軍-PFLP 世界戦争宣言」・・・。改めて、すごいタイトルばかり。映画を武器に「革命」を起こせると本気で信じていた若者たちの、圧倒的な熱量を伴った青春が、その薫陶を受けた人たちの手によって現代に甦った。そうだ。映画が残る限り若松孝二は死なない。「お前は何をぶち壊したい?」と執拗に問いかけてくる。

f:id:love1109:20190514014351j:plain 

『止められるか、俺たちを』公式サイト 10月13日(土)よりロードショー