ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「人生は小説よりも奇なり」アイラ・サックス

ほんとうの苦しみを知っているひとは、ほんとうに苦しんでいるひとにそっと寄り添うことができる。愛は寛容であり、愛は親切である。そして、人をねたまない。39年寄り添ったゲイのカップルが教えてくれるのは、愛がそこにあるだけで、人生はとてつもなく美しくなるということだ。もう一つ。劇中である少女が奏でたショパンの「雨だれ」は、これまで聴いたどんな挿入曲よりも、清らかで美しい演奏だっだ。


映画『人生は小説よりも奇なり』公式サイト