ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

ベストテン2015

2015年もあとわずか。今年観た映画は昨年より3本増えて125本。今年も映画三昧の日々でした。

「2つ目の窓」河瀬直美
「ロンドン・リバー」ラシッド・ブシャール
「オーバー・ザ・ブルースカイ」フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン
「物語る私たち」サラ・ポーリー
「ショート・ターム」デスティン・クレットン
「滝を見にいく」沖田修一
「百円の恋」武正晴
「アバウト・タイム」リチャード・カーティス
「トイレのピエタ」松永大司
「Mommy/マミー」グザヴィエ・ドラン

毎年恒例、特に印象に残った映画は、観た順番で上記の10本。年をとると感性が鈍るというのは嘘です。むしろ、研ぎ澄まされるというか、今年は例年にも増して印象深い作品が多く、一つひとつのカット、シークエンスが鮮明に記憶に刻まれています。

とにかく観ること。観続けること。「名作だから見るのではなく、見てから名作になるのだ」とは、私が敬愛してやまないアンリ・ラングロワの言葉。彼は批評を嫌い「名作は個人個人の心から生まれる」と信じたほんとうのシネフィルでした。

というわけで、こちらも恒例、年越しの準備が完了し、今から実家へ向かいます。1年間ありがとうございました。皆さんどうか良い年をお迎え下さい☆