Editor's Record

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「妻への家路」チャン・イーモウ

今から十数年前、上海在住の中国人に「毛沢東にどんな感情を抱いているのか」と問いかけ、ひどく困惑させてしまったことがある。人間には「複雑な感情」というものがあるということを真に学んだのはそのときだ。時代は変わって、文化大革命を自ら経験したチャン・イーモウも、とうに還暦を超えた。この映画には、言葉にならない、言葉にできない、彼の「複雑な感情」がぎゅっと込められているように思えてならない。


映画『妻への家路』公式サイト