ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」テイト・テイラー

JBは冒頭からいきなり「あんたの持ってるレコード。そのどれにも俺の片鱗がある。ラップでも歌でも何でもすべて俺の影響を受けている」と豪語する。しかし、例えジェームス・ブラウンを知らずとも、この映画を観終えたとき、それがあながち妄想ではないことに気づくはずだ。あのマイケル・ジャクソンが「神」のように崇めたゴッドファーザー・オブ・ソウルの人生のすべて。この映画を、黒人音楽の伝道師、ミック・ジャガーが作ったというのがまた泣ける。


映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』