ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ノスタルジア」アンドレイ・タルコフスキー

タルコフスキーは「映画というものをラファエロの絵画やバッハの音楽のように、東洋の山水画カンディンスキーの構成のように芸術に高めたかったようだ」と書いたのは松岡正剛だ。史上最高の映像詩人の晩年の大傑作を TSUTAYA の発掘良品にて再見。水、光、霧、闇、火。圧倒的な映像を前にただただ呆然とするしかない、娯楽とはまったく異なる映画がある。