ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「インターネット的」糸井重里

リンクはつながり、シェアはおすそわけ、フラットはびょうどう。技術的な革新が、人間そのものをまったく異なるものに変えてしまうのではないか、という考えは、今となれば幻想だった。インターネットというなにか新しいことをやっていても、考えるべきは「喜怒哀楽を日々むんむんと立ちのぼらせている人間」なのだと、2001年に見抜いていた糸井さんはさすが。一流クリエイターの仕事の根底にはいつも、人間に対する本質的な理解と、限りのない興味と関心がある。


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