Editor's Record

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「死んでしまう系のぼくらに」最果タヒ

最果タヒ。詩人。「意味の為だけに存在する言葉は、ときどき暴力的に私達を意味付けする」と彼女は書く。「意味付けるための、名付けるための、言葉を捨てて、無意味で、明瞭ではなく、それでも、その人だけの、その人から生まれた言葉があれば」とも。ここに収められた44篇の作品はどれも、限りなく瑞々しく、自由で、痛いほどまっすぐだ。若さとは才能であり、この感性の鋭さには、もう永遠にかなわない。


リトルモアブックス | 『死んでしまう系のぼくらに』 最果タヒ