ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「黄金狂時代」チャールズ・チャップリン

「映画はつねにハッピーエンドでなければならない」とチャップリンは言った。幼い頃に両親が離婚。父が死に、母が発狂、救貧院や孤児院を転々としたからこそ描ける、人間の本当の「飢え」を喜劇で表現したのがこの映画のすごさだ。さすが、淀川長治の生涯ベストワン。何度見ても新しい感動がある。というわけで、もう一度、チャップリンを見直す。