ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「ビル・カニンガム&ニューヨーク」リチャード・プレス

自分の為すことを「仕事ではなく喜びだ」と語る82歳の現役ファッション・フォトグラファー。お決まりのブルーの作業着姿でニューヨークの街角に立つこと50年。その日常は軽やかで気負いがなく実にシンプル。正真正銘のプロフェッショナルだ。劇中で彼が発する「重要なのは感想じゃない。見たものを伝えることだ」という台詞に、編集者なら誰しもが、襟を正し、謙虚に耳を傾けなければならない。


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