ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「25年目の弦楽四重奏」ヤーロン・ジルバーマン

音楽という芸術に身も心も捧げた四人による弦楽四重奏。心のズレをお互いに修正して奏でるハーモニーは人生そのもの。悲しみ、苦しみ、妬み、恐れ、すべてを受け入れて前に踏みだすラストが素晴らしかった。クリストファー・ウォーケンフィリップ・シーモア・ホフマンらの円熟の演技も圧巻。ちょい地味なタイトルも納得の、これぞ大人の映画です。


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