ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「七人の侍」黒澤明

黒澤明の第14作。ジョン・フォードの西部劇に憧れて作った渾身のサムライ映画がジョージ・ルーカスのSFを生んだ。世界で最も有名な日本映画は、何度観ても圧巻の出来栄え。それにしても「羅生門」から「白痴」「生きる」「七人の侍」へと続く流れはクロサワの第1次黄金期。いずれの作品にも世界を驚かせるクリエーターとしてのとてつもない野心が漲っています。