ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「カメラを持った前座さん」橘蓮二

人間を撮るというのは、きっと、こういうことだ。その人の熱や息づかい、背負っている業、大袈裟にいってしまえば、人生そのものがすべて写っている。こんな作品をみると、対象への迫り方、つまり、写真は撮るものへの愛情だよなぁとつくづく感じる。それにしても、人間とはなんたるかを、たった独りで演じきる、噺家というのは改めてすごい仕事だ。


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