Editor's Record

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「リアリティー」マッテオ・ガローネ

夢を追いかけるピュアな人間を食いものにする連中や、そんな人間の人生をいともかんたんに狂わせてしまう落とし穴が、世の中には掃いて捨てるほど存在している。とても恐ろしいのは本作がコメディを装っているということだ。華やかにみえる世界の裏側にこそ暗い影はある。本作は「リアリティーは決してリアルではない」という警告でもある。