ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「タモリ論」樋口毅宏

全国のフリークたちが熱っぽく語り始めたそれぞれのタモリ論。その口火を切った問題作。1995年以降、タモさんが「いいとも!」を休んだのはたったの3回。「一生使いきれない金があるにもかかわらず、そこらの学生やプータローより自由が利かない」生き方を彼は選んでいるのだ。真のプロフェッショナルは、求められていること、為すべきことが、誰よりもはっきりとわかっている。


樋口毅宏 『タモリ論』 | 新潮社