2013-07-30 文藝別冊「立川談志 落語の革命家」 書籍 革命家と呼ばれる立川談志だけれど 、彼ほど古典を愛し、芸としての落語の型を重んじた咄家はいない。その発言はどれも、乱暴かつ過激にみえて、どんどん胡散臭くなる世の中に抗う、しごく真っ当で、当たり前のことばかりだ。煙たがられることを厭わず、本当のことを言える人が減っていく。そのことがなんだかとても寂しい。 河出書房新社